管理職になりたい!!が本当に女性の働く理由なの?
2020年までに女性管理職を増やす!というけれど、これって一体女性にとって何が良いんだろう…と個人的には疑問が残ります。
プレジデントの記事でも1000人アンケートで女性一般職員に250人に尋ねた「管理職になりたいか」という質問に対して、82%の女性が管理職になりたくないと言っている…
でしょ?!やっぱりね、と納得の数字だと思います。
だって、女性が管理職になるメリットって一体なんなんだろう…と考えると、そもそもなぜ女性に限定する必要があるのかがパッと浮かばない。
なぜなら、「女性管理職を増やす理由が、労働力減少に伴い自社の継続が不可になるため、今まで働いていなかった女性を投入する必要がある」から。
…うん、私女性だけど、これが理由なら管理職になりたいワ━ヽ(*´Д`*)ノ━ィ!!!!って、全然ならない。
これは、男性社会に生きてきた、男性の考え方。こんなんで女性がウキウキしながら管理職になりたいです♪なんていうと思ったら、とんだ勘違いなんですよ。
そもそも女性は管理職とか役職にあまりこだわりがないと思う。
自分もそうだけど、結果的に昇進した、結果的に役職がついたということなら納得できるし、任された仕事をちゃんとこなしたいと思う。
男性は、よっしゃー会社入って社長になってやるぜ!!みたいに就職するのかもしれない。だけど、女性にとっての働く動機は役職者になることではないんです。
自分の能力を使って誰かの役に立ちたいとか、結婚するにはある程度のお金は必要だし、旦那さんに何かあったら困るから将来のために働こうとか、自分の好きなことをしていると幸せだからそのために働こうとか、もっと現実的で身近。
「女性の活躍していること=2020年までに30%の女性を管理職者にしたら達成できる」なんていう定義なんだとしたら、全くもって女性と世の中の関係にWin-Winな関係を築けていないんだから、達成なんてできるわけない。
足りないから、今まで働いていない人を投入して今までの事業を維持しよう…なんて無機質な考え方では女性はうごかせないですよ。
とはいえ、女性が活躍するというのは非常に大事だと思います。
私ももっと働く女性が「働きやすい社会を」「成果を出しやすい人になる人」をサポートして作るというのは、方向性は同じだし。
でもね、もっともっと女性側にたって考えることが大事なんですよ。
夏場に女性がクーラーガンガンかかった会社でひざ掛けをして、その隣でうちわで男性が仰いでいるなんていう会社は、とりあえず存続の危機を迎えることは間違いないと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます♪
AKiMura