感情だけではなく、お客さまの悩みを解決する方法で月100万売り上げた元販売員
アパレルのお店のスタッフってどんなイメージですか?
「これ、可愛いですよね〜〜〜」って話しかけてくる…なんて少し苦い思いをした方も多いかもですね
私も元アパレル販売員です。
残念ながら私の場合、可愛いというフレーズでお客さんの共感を得る販売スタイルでは全然売れませんでした(笑)
のちにリピーターがショップで1番くらいについていただけたのですが、「この販売員さん、ちょっと変わってるな…」なんてお客様は思ってくださっていたのかもしれません(●´ω`●)ゞ
では、こんなリケジョ販売員が月に100万以上売り上げるまでにどうしたのか?
…それは、とことんお客さまの悩みを聞き、商品を買うことでどうしてその悩みが解決されるのか、を伝えていました!
お客さまにはとことん寄り添う
接客業ではどんな人にも態度を変えないということがとても大切だと思います。残念ながら、お客さまは「販売員=買わざるを得ない状況になってしまう」という経験から、販売員の声かけを無視する方も多いです。
新人の頃はこの「無視するお客さま」に耐え切れず、何度もショックを受けて声かけできなくなった頃がありました…(´・ω・`)
その後、お客さまは必要な時は話しを聞いてくれるってことはわかったので、無視されても態度は変えない、を徹底してました。お客さまは自分にメリットがない時は非常に無関心ですが、一言声をかけておかないと「無視された」という気持ちになる人も多いです…
こういう時に重要なのは、お客さまの気持ちになって考えること。最初は無視しているお客さまでも諸々の理由があって、気になる商品がでてきたりします。そういう人は、同じところを行ったり来たりします。でもお客さまから販売員に声をかけてくる人って少ない。
そりゃそうですよね、最初に無視した人に自分から声かけるってしにくいでしょ 笑なので、そういう時にすかさず声を掛けるんですね。
「気になるのとかありました?」って、そうするとお客さまは大体「何を買っていいかわからない」とか、「これが気になるけど似合うかわからない」とか自分の気持ちを話してくれるようになります。
要は、こうして欲しいなって思うことに対して過保護ぐらいに対応をするんです。
間違うこともありますけど、それはご愛嬌♪
あはは〜〜くらいに笑っておけばお客さまは気にしません 笑
悩みに対して解決する方法を示す
販売員によっては、「可愛いですよね」「人気ですよ」という言葉で売れてしまう人もいます。そういう販売員は、この人が可愛いって言っているからこれを着ると可愛くなれるんだ♪みたいにお客さまに思わせるのが得意です。
私はタイプが違ったので(多分ぱっと見てクールという印象が強いからだと思いますが。)、とにかく悩みを聞いてなぜこの商品を買うと良いのかをずっと解説してましたヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
だからすごく勉強しましたヽ(●´Д`●)ノ ハニャ~
ファッション販売という本を毎月定期購読!(ここは理系大学院卒という研究気質が出るわ、出るわ笑)
そして、「読んでは実践、読んでは実践」を繰り返しておりました!
コートの時期になると、コートの種類を勉強。接客ですぐ使う!種類によってどんなコーディネートができるのか、どんな雰囲気になるのかなどを商品から受けたインスピレーションを交えて話していきます。
自分の販売スタイルを見つけてからは、徐々に実績がついていき売り上げ目標も徐々に達成できるようになっていました。自信がついていくので、同僚に嫉妬もしなくなりました。
嫉妬がなくなると、どんどん売上もとれるようになり、入社から2年で売上はショップ1番を達成しました。
今思うと、この頃から自分に合った方法で目的を達成することの大切さに徐々に意識が向いてきたのかなぁと思います。まだ言語化はできていませんでしたが、振り返るとなんとなくそうだったんだなぁと思うと、今の自分がいるんだなぁと思います(●´ω`●)
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございます♪
最小限の労力で、最大限のパフォーマンスを。
AKiMura