論理的思考はお堅いだけじゃない!目標を短期で達成するためのツールです
目標を達成できない理由を探して対応をしているのに、なぜか改善しない。そんなことはビジネスでは日常茶飯事。
課題がわかっているのに、なぜか良くならないなんて状態になるのは、ひとつの側面からしか課題をみていないから。では、色々な角度から物事を見るにはどうしたらよいのでしょうか?
それには物事の全体像を整理し、この対応はなんのためにやるのを明確にしなければいけません。そして、物事の全体像を整理するのに使うのが、論理的思考という技術です(^_-)☆
論理的思考をするステップは目的というゴールを明確にして、そこに向かって問題を解決するために使います。
例えば、ケーキ屋さんを経営するあなた。最近気がかりなことはなんだかお客さんが減っているように感じる。
...なんでだろう?
このなぜなのか?に答えをだして、それに対する対応策を考えるまでがロジカル(論理的)なビジネス思考。
お客さんが減っている理由はなぜかという疑問にたいして、お店を見回して新製品のケーキに目がいく。
「そうだ!!きっと新製品の告知が足りなくて、常連のお客さんに伝わっていないのかも。最近商品はマンネリ化しているし、それでお客様は新製品のことを知らないから、お客さまが減っているんだ!」と思いつく。
たぶんこのケーキ屋さんが次にとる行動は、新製品のケーキの広告を打つと思います。
が、が、が。
これって本当に告知が足りていないからなのでしょうか????
私だったら、「最近お客さんが減っているけど、なぜだろう...?」と思ったら、
近隣の店舗にケーキ屋さんができていないか?
ケーキと同じような役割をする違う種類の商品が回りで売り出されていないか?
ダイエットブームややせ形の方がよいという風潮になっていないか?
ケーキは嗜好品。消費税増税で、買い控えが発生していないか。
少なくともこの辺りは押さえておきたいところ。
もし自分のお店以外の原因でお客さんが減っているとしたら、広告を打つだけでは打ち手としては効果がないことをすることになるかもしれないから。
消費税増税という制度の変化でお客さんが家計を考えて、嗜好品をセーブしていることが「お客さんが減っている」原因ならば、広告を打ってもお客さんはきません。
400円のケーキに、これまで以上の付加価値をつけないと、お客さんは400円をお財布からだしてはくれません。
たとえば、美味しいのにいくら食べても太らないケーキとか。
なのにお客さんが減っている原因が「宣伝が足りないから」という結論を出したがために、違う打ち手をしてしまったら、せっかくの稼ぎも無駄になってしまいます。
こういう「なんで?」にたいして、なんか正解っぽい答えを出せてちゃんと対策をとれるまでが論理的なビジネス思考の考え方です。
正解っぽいというのは、ビジネスの世界に正解はなくて、やって結果が出せてはじめて正解だったって気がつく。
特に個人でビジネスをすると、正解を求めるあまりに身動きがとれなくなったりしてしまう。正解を探しているうちにチャンスをのがしてしまうなんてこともあるので、なんか答えっぽい答えができたらやっちゃった方が早いです 笑
ただし!!!お金=費用だけは気を付けてくださいね!!!
効果にたいして費用が見あっているか、価値があるのかはちゃんと判断しないとダメです。
基準は自分が幸せになれて、それで他の人も幸せにすることができるか、ですよ(^_-)☆
会社にいると特に男性社会だなぁって思うことが多々あります。
男性はこういう論理的な思考が大好き。
感情論よりも原因、それに対する対応、それをすることで得られる結果が示せないと、納得させることは難しいことの方が多い。
男性でもできていない人もたくさんいるんですから、人より違うなって思わせるなら絶対身に付けておいた方がよいスキルです(^ε^)♪
最後まで読んでいただきありがとうございます♪
AKiMura