締め切りのある仕事は完璧主義を捨てて、とりあえず60点を目指す
先日20代の後輩が、「この資料、まだ完璧じゃないんですけど…」と言ってビジネスの資料を持ってきてくれました。
経験もそんなにないのに、自力で資料を作るってすごいことです。
人に見せるから、体裁を整えて、ちゃんと考えて資料を作らなきゃという姿勢は素晴らしいことだと思います。
「この資料作るのにどのくらいかかった?」って聞くと教えてくれませんでしたが、多分結構な時間がかかっているな、という印象でした。
経験が浅い…というか社会人8年選手の私でも資料は最初から100点の完成度は目指しません。一緒に働く上司のやり方もあるとは思いますが、目的に合わせて完成度は変えます。
まず自分の仕事がどれだけ進捗しているのかを報告するための資料だったら50点くらい。体裁などはある程度整っていて(文字が切れていないとか)、どれだけ仕事が終わっていてどの段階にいるのかを報告するにはこれくらいで十分です。
次に社長報告など入る前の方向性などの確認資料も60点くらいで早々確認をとってしまいます。上司は決裁を通すのはプロですし、視点もいち担当とは違ったりするので、どのみち修正が必要な場合が多いです。
会社の場合は、管理職が部全体の予算管理などしていることが多々あるので、そういう都合の部分は担当ではわからないことが多いんですね。
だったら、あぁでもないこうでもないと資料をこねくり回して期日の前日に上司に焦って報告するなんてより、自分の考えた筋道がしっかり伝わるくらいで資料は見せてしまいます。
その際に押さえておきたいポイントは、考えたストーリーに矛盾がないか、論理的に納得性があるか、根拠がしっかりしているか、という3点だけは死守します。
自分の考えのストーリーが曖昧なまま、上司に意見を聞くようなやり方をする人が意外に多いです。
しかし、自分がどう考えて今の仕立てにしているのかがはっきりしないと、「結局自分で考えられないから指示したことしかできない」という印象になってしまっては頑張った意味がないですよね?
これができてくると上司にとっては、「ここまではきっと自力で考えられるけど、ここからはどうだろう…まぁ任せてみるか。期日前にまたポイントで報告してくるだろうし…」という信頼が生まれるんです。
自分で起業をされている方や個人のビジネスをやっている方は、決裁者が自分なので(笑)、こうかな?と思ったら小規模でやってみて実験して検証して、事実と違うところを少し修正のステップで、少しづつ成功体験を積んでいくことがオススメです。
ずーーーっと、ずーーーっと考えていてもお客さまに認知してもらえないままでは、いつまでたっても成果はゼロなので、うまくいくか怖いけどもうやっちゃえ!とできるのが個人のビジネスだと思います!
会社は決裁の道のりがすごい長いですからね!エェ━(´Д`υ)━・・・
ぜひ、資料の期日がいつも締め切りギリギリになってしまう方などは少しの勇気を持って、早めに見せるということをオススメします♪
最後までお読みいただきありがとうございます。
AKiMura