最小限の仕事量で最大限のパフォーマンスとはどういうことか
会社員でも、自分で企業をしていても、成果を出すことつまり利益を出すことは非常に大切なことで、常に求められることでもあります。
私が目指す「最小限の時間や労力で、最大限の成果を出す仕事のしかた」がなぜ必要で、どういう取り組みなのかを今日はご紹介させてください。
生産性をあげることがなぜ必要なのか
少子高齢化とはよく聞きますが、じゃぁ少子高齢化が進むと何が起こるのか...それは、日本を滅ぼしかねないことが起こります。
アベノミクスのひとつの指標は国内総生産つまりGDPの成長です。
商品が生産されるということは、世の中に需要があるから、つまり売れるから商品は生産され流通します。(GDPは「生み出される付加価値」なのですが、ここでは商品としておきます。)
金は天下の回りものなんて言いますが、お金が回らないと経済は動きません。
どんなに頑張って商品をつくっても、売れなければ意味がないし、利益が出なければ明日のご飯を買うこともできません。
逆に需要があるのに、生産量が追い付いていなければ、どこかから補充しなければならなくなります。国内で作れないなら海外から輸入しなければいけなくなる。そうすると日本のお金はどんどん海外へ出ていってしまって、国内では全然お金をもうけられない事態になります。
説明が長くなりましたが、少子高齢化の社会になると必然的に働ける人の数が減ります。日本の定年は60歳なので、 仮に今60歳の人たちが抜けたら次の年には抜けた分だけ新卒社員を補充する必要があります。
足りなくなったら、足す。
例えばわかりやすいようにケーキ屋さんで考えます。
ケーキ屋さんでお砂糖がなくなったら、買い足すか、ストックから補充するか、どちらかをしなければ明日売るケーキは作れません。
これを今の社会に置き換えると、お砂糖が切れた状態が人が定年になるということ。少子高齢化になると人工ピラミッドによって、60歳が抜けても同数の働き手を確保できなくなります。...というかなってます。
ケーキ屋さんで言えば、100グラムで1つのケーキを作れていたのが、お砂糖がきれてしまった。たりない分を補充したくても50グラムしか手に入らない。50グラムしかないんだけど、1つのケーキを作らなければいけない。
じゃぁ、今までの半分の量でどうやって1つのケーキを作りましょうか?
これが生産性を向上させることが求められる理由です。
ケーキ1個150円で50円の利益がでるケーキが1日10個売れていた。
でも砂糖が半分しか手に入らないから、5個しかつくれない。
10個売れるはずなのに、5個しか売れない。
これでは、このケーキ屋さんはお客さまを逃してしまうし、利益も上がらず他の競合店に負けてしまうので、砂糖は半分でどうやって10個のケーキを作るかを考えるんです。
会社も同じで、今まで10人で100の仕事をやれていたのに、5人に減ってしまった。だけど、100の仕事をしなければいけない。
どうやって今までの少ない人数で同じ生産量を出しましょうか?
今まで人数が多かった分、一人一人が100の仕事量をあげるまでに余裕もあったんですよね。
ちょっと営業先を回って、帰りは直帰で1杯やってくか~なんてことしても、ちゃんと100の仕事をしてこれた。
だけど、これからは働く人は半分しかいないから、極力ぼーっとしたり、無駄な仕事だったりは省かないといけません。
(決して会社帰りのぷはーっが無駄とかは思っていないです!!)
だから最小限の労力で今までの仕事のクオリティは保つ必要があります。
時には2倍の成果をあげないと、会社がつぶれてしまう(極端ですが...でも起こります)。
じゃぁ無駄なものってなんでしたっけ?っていうとこれが難しい。
今やっていることを整理してやらなくするって難しいことなんですよね。
私も会社に所属している経験があるからわかります。
だから、「最小限の仕事量で最大限の成果を出す」の考え方は、今やっていることのスピードを上げて今までの半分の時間で同じ成果をあげるようにしましょうということです。
っていってさささ〜〜ってできたら苦労はしないんですけどね(´・ω・`)
でも意識しているのとしていないのは全然違いますので、少しでも意識することで変えていけると思います!
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。